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内容説明
激闘の末、旧教会の最精鋭部隊“八八旅団”の旅団長ジュエルジュードを討ち取ったナーガ率いる魔女軍の勝利は、世界に極大の衝撃をもたらした。強大な敵を打ち倒し、歓喜に沸く魔女一同。だが、ナーガの策略は揺るがない。「魔女と人とが共に暮らせる世界を創る」という遠大な目標を実現させるため、彼が次に打ち出した一手は、港町・レンスールの制圧と“魔女の国”の建国だった。ついに世界に建国を宣言する魔女たちは、レンスールの街を奪い取るため―踊り子の衣装を身に纒い立ち上がる!?魔女と人、様々な思惑が交錯する中、新たな戦乱の火種は、刻一刻とナーガたちに迫り来る―!大ヒット戦乱ファンタジー、新局面突入の第6弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
17
いよいよ魔女の国開国へ向けた準備へ。新キャラも登場したサービス満点のラブコメパートの出来は相変わらず素晴らしい。アイスも可愛いけどレラも可愛いな。ポロリ前提の踊り子アリだと思います。建国準備ではライバッハを人と魔女を繋ぐ為の架け橋にしながら踊り子集団と共に港街へ。戦闘だけじゃなく経済にも力を入れるのがこの作品の良い所ですね。魔女の国がどうなるのか今後が楽しみです。2014/11/27
ご主人様見習い
10
魔女達からの主人公への信頼されぷりが読んでて気持ちいい。 今回は、踊り子で街に侵入ということで衣装や踊りの練習などサービスシーンが多め。乳乱舞。魔女の国も建国し今後は個人というより国と国の関係へ。 漫画の方も早くこの巻にたどりつかないかな。絵で見てみたい。2014/12/10
サケ太
7
強敵を討ち破り、「魔女の国」開国へ向け動き出す。新しい魔女たちも徐々に出現していきながらも、次なる目的は港街。今後の目的が明確なのは良い。しかし、動き出す「旧教会」勢力。開国宣言は行ったものの、魔女と人間の国は成るのか。相変わらずサービスは盛りだくさん。次も楽しみ。2014/11/24
彩雲
7
大戦略と外交開始の巻。これまで魔女たちを生き残らせる為の戦いを続けていたナーガが「魔女と人が共に暮らす世界」を実現する為の(主に政治的な)戦いを始める。ナーガが打ち出した手とは?という話。敵が一枚岩ではない、全てが必ずしも本質的な敵ではない、という設定は良いですよね。ここで単純化し過ぎない作家と作品は大好きです。真の敵は「教会」ですが、それすらも「旧」と「新」に分かれている事がこの世界と魔女の希望(ナーガが付け込む隙とも言うw)。また、魔女たちのデレ加速が楽しく、魔女達の理解者となったライバッハが嬉しい。2014/11/22
彼方
6
魔女の国建国となる第6巻。踊り子関係や下ネタ話でやや尺を取りすぎな気がしますが今回も安定して面白かったです、個人的には特に挿絵もないサービスシーンより乙女なシーンの方が好きなんだよなぁ、レラやイクシーヌ、リンナリンネ可愛い。ライバッハ活躍とかも良かったですが今後が心配に…露骨にフラグも立ててきますし…。人との共存に向けてまた1歩進んだもののカッシゥスと敵対の雰囲気や最凶旅団の存在もあり不安が、新魔女も名前だけで一気に増えてきてリィリィほど活躍してる魔女のデザインはそろそろ見たいですね、次巻も期待してます。2016/01/18