MF文庫J
魔弾の王と戦姫(ヴァナディース)〈9〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040667492
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ジスタート王国の次期国王の座をめぐる騒乱を鎮圧するために、自軍を率いて出立したエレン。出向いた先で合流した“雷渦の閃姫”エリザヴェータの側に、行方不明だったティグルを発見する。しかしティグルは記憶を失っており、エリザヴェータの従者“ウルス”と名乗った。エレンのことも思い出せないという。その言葉にショックを隠せないエレンだが、おとなしく引き下がれるわけはない。だが、エリザヴェータもはじめての部下である“ウルス”を手放すつもりはなかった。戦姫同士の激突は避けられないのか。ジスタート国内の陰謀や思惑も加わり、ティグルの運命は嵐よりも大きな動乱に飲み込まれようとしていた。大人気美少女戦記ファンタジー、第9弾!

著者等紹介

川口士[カワグチツカサ]
1979年生まれ。2006年、第18回富士見ファンタジア長編小説大賞にて『戦鬼』で大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

50
ジスタート王国次期国王の座をめぐる騒乱でエリザヴェータと合流し対処することになったエレン。記憶喪失状態のままで二人に挟まれ微妙な立ち位置のティグルでしたが、記憶がなくてもこれまでの経験を活かして大活躍でしたね。過去が明らかになっていくエリザヴェータのヒロインぶりもなかなかですが、いったんは引き下がったエレンもついにティッタたちを投入。ガヌロンやヴァレンティナ、ムオジネル、そして魔物たちがそれぞれの思惑で策謀を巡らせていく展開は予断を許さない状況で、挙句に最後あれで終わったら気になってしまいますよね(苦笑)2015/02/04

Yobata

43
ビドゴーシュ公爵の挙兵を止めるべくエリザヴェータの軍と合流したエレンはエリザの隣にティグルを発見するも彼はウルスと名乗り記憶を取り戻さなかった。挙兵を制圧し自領に戻った二人の戦姫はそれぞれティグルに関し動き出す…。エリザヴェータ回かなw?ティグル争奪戦がラブコメじゃなくて本当の戦争で起こるかと思ったけど、治ってくれて良かったwエレン,ルーリックに出会っても記憶が戻らなかったティグル。かなりもどかしいしとりあえずご主人てのと敬語が違和感ありすぎて気持ち悪すぎるw最初は同様するもエリザに侍るティグルを見ても→2015/02/06

まりも

34
エレンとエリザヴェータがティグルを巡って争うのかと思ったが流石にそれはなかったか。今回から再びティグルがメインになったので安定して面白かったですね。記憶喪失になっても無自覚に戦姫攻略しちゃうとか流石はラッキースケベの申し子やで。各国で再び暗躍する者が現れる中ティグルは魔物バーバヤガーに出合ってしまう。一難さってまた一難という事で今回もピンチエンドですが次回で記憶取り戻すのかな。黒弓はどうなるのか、エリザヴェータはどうなるのかと色々気になるので次巻はよ。2014/05/24

T.Y.

32
ジスタート王位継承者の争いは、前半にてひとまず一段落。引き続きルヴーシュ公宮にて功績を挙げ出世するウルスことティグル。この流れだと、早めにエレンと再会したのは構成の都合(前巻の引きを作るため)という感が強いような。その辺の違和感を除けばティグルの活躍は相変わらず爽快で楽しめた。そしてエリザヴェータの契約した魔物バーバ=ヤガーが登場し、ティグルの運命はさらに転変……。久し振りにティッタの活躍もあったし、ガヌロンの名も出て、色々と陰謀も動いているようでますます楽しみ。2014/05/23

こー

22
ヤガーの目的が分からないけど、エリザヴェータの人なりが良かったかな。2016/06/18

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