内容説明
コーポレートアイデンティティ(Corporate Identity略してCI)というビジネス戦略がいま注目を集めている。これによってシンボルマークや社名を変える企業が増え、業績不振からよみがえった企業も出てきた。さらに進んでCIに基づく新事業開発も行われている。そこで、日本のCIのパイオニアであり、多大の実績を持つコンサルタント会社「パオス」社長の中西元男氏に会い、CIの歴史や考え方や現状をさまざまな角度から聞いた。その聞き書きをまとめたのが、このブックレットである。
目次
第1章 なぜコーポレートアイデンティティが必要か
第2章 アメリカに始まるCI、日本型に発展
第3章 日本のCIはイメージ向上から新事業開発へ
第4章 CI提言の例―松屋銀座店はどうやって蘇ったか
第5章 意識改革・体質改善へ決断する経営者たち
第6章 物的価値より情報価値が企業を支える
第7章 美を無視しては経営が成り立たない