内容説明
美しいメロディーを生み出し、閉じた心の世界に住む少女と精神科医との恋の行方。純粋であるがゆえに、この世界には受け入れられない彼女が、至上の愛とひきかえにささげた犠牲とは…200%純愛の物語。
著者等紹介
桜井亜美[サクライアミ]
東京生まれ。小説家。1996年、援助交際を続ける17歳の女子高生アミの自分探しの物語『イノセントワールド』でデビュー。援助交際やレイプ、暴力など、エッジな若者たちの実像を描いている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちい
3
一時期ハマった作家さんでしたが時代なのかあまりぴんときませんでした。2017/08/24
uwanosora
0
ほんわかした本ばかり続けて読んでいたから 無性に桜井さんの本が読みたくなって まだ読んだ事がなかった この本を手に取りました いや~最初っからヘビーな内容 それに追い討ちをかける不運な出来事に 途中 気分が悪くなったりしたけど(主人公と同じ)一筋の希望を頼りに読み終えました この薄~いガラスの上を素足で歩くような緊張感 脆く危うい所が好き2016/07/31
いんちょ
0
2003-03-19-17-038.この人10代でデビューしてるんだよね。2015/03/31
静かな朝
0
周囲の目を気にすることも、感情の一つだと思います。だけど、誰をも意識せず隠すことのない本当の感情の方が美しいと、私は思いました。2013/11/20
hushi亜子
0
超感覚者・・・ このような人間が実際に存在するのかはわからないが 普通の人が、味覚として「おいしい」と味わうことが 音を奏でることで表現することができなかったり 不快な感情を、態度を爆発させることでしか表現できなかったり こういう人間を理解するのは、普通の人間では困難な事だろう そんな彼女が、『愛情』を初めて知る その表現の仕方に戸惑い、その思いが伝わった後 相手を守る方法を知る それが自分を破滅に追い込むことになっても・・2006/02/26