戦旗―大坂の陣 最後の二日間

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戦旗―大坂の陣 最後の二日間

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022513489
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

真田幸村は死中に活を求めて家康本陣めがけて攻め込んだ! 猛将・後藤又兵衛、大坂方最後の砦・毛利勝永らと、対する徳川方の独眼竜・伊達政宗、戦の寵児・水野勝成、家康の外孫・松平忠明──戦国最後の大合戦を活写する群像時代活劇。

内容説明

慶長二十(一六一五)年五月七日―真田幸村は、死中に活を求めて家康本陣めがけて攻め込んだ!己の死に場所を求めて奮戦する猛将・後藤又兵衛、大坂方最後の砦・毛利勝永ら強兵どもと、対する徳川方の独眼竜・伊達政宗、戦の寵児・水野勝成、家康の外孫・松平忠明―。第六回朝日時代小説大賞優秀作『決戦!熊本城』で大注目の新鋭による書き下ろし長篇時代小説。

著者等紹介

松永弘高[マツナガヒロタカ]
1976年、東京都に生まれる。明治大学卒業。会社員生活を経て、執筆活動に入る。2014年、「泰平に蠢く」(単行本時に『決戦!熊本城』と改題)が第六回朝日時代小説大賞優秀作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ナイスネイチャ

185
図書館本。大坂夏の陣の二日間と濃厚な内容。後藤又兵衛、真田信繁(作中は幸村)、毛利勝永が豊臣側のメイン。武士の誇りがすべて。逆に徳川側は伊達政宗も松平忠明も損得勘定が際立って描いてました。勉強になりました。2016/02/21

かいと

22
よかった。2日間にしぼってあって、詳しい様子がよくわかった。でも、よくあるような話だったと思う。2017/11/26

はるわか

16
今日はすべて勝った。いちども負けなかった。それでも勝永は敗将なのである。戦を勝ちにかえることだけは、力がおよばなかった。慶長二十(1615)年五月、大坂夏の陣。毛利勝永、真田幸村。松平忠明。2016/02/20

イトノコ

10
図書館本。大坂夏の陣、最後の二日間を描く群像劇。そこに至るまでの経緯もほとんどなく、ひたすら描かれる合戦を堪能できる。自然と後藤又兵衛、毛利勝永、真田幸村と言った武辺者が際立つが、メイン主人公は松平忠明。誰それ?って感じで、劇中でも大した武功は挙げない。しかし合戦中も大局的な視点と戦後のことを考える冷静さを持つ、新時代の「旗」手として描かれている。戦後の大坂を復興し、現代にも残る功績を残したとは知らなかった。あとは幸村達と同じ乱世の生き残りながらもしっかり大物感を出してくる伊達政宗!2018/08/04

サケ太

10
大坂の陣。その最後の2日に焦点を当てて、松平忠明、後藤又兵衛、伊達政宗、毛利勝永、真田幸村、豊臣秀頼の視点で描いていく。それぞれの想い、奮戦、そして最期。戦の描写が濃くて良い。知らなかった松平忠明の苦労、そして苦難への未来。果たして勝者はどちらだったのか。面白かった。2016/03/13

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