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出版社内容情報
大阪のペットショップが4頭のオランウータンの子供を密輸し、摘発された事件が新聞やテレビなどでたびたび報道されました。彼らはふるさとのインドネシアに帰ることになりましたが、それで問題が解決したわけではありません。この事件を追った本書を読んで、命、自然、人としての責任について、改めて考えてください。絶滅の危機にあるオランウータンの現状、彼らのふるさとで起きていること、そのすべてに人が関わっていることを知ったとき、私たちは自然に対して無関心でいるわけにはいきません。著者が撮りおろした写真が訴える自然の悲鳴を今、受け止めることが私たちの責任の第一歩です。
目次
プロローグ ローズマリーとリカ
広告に出たオランウータン
ふるさとに帰る日を待ちながら…
何がいけなかったのだろう
オランウータンの島から
森を壊すのはだれ?
野生を取り戻すために…
ぼくらの宿題
エピローグ オランウータンに森を返す日