岩波ジュニア新書<br> ハッブル―宇宙を広げた男

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岩波ジュニア新書
ハッブル―宇宙を広げた男

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005008384
  • NDC分類 K289
  • Cコード C0244

出版社内容情報

文武両道でハンサムなのに、性格だけは一癖あった?20世紀最大の天文学者、栄光と挫折の生涯にせまる!

内容説明

銀河の距離を測り、宇宙の膨張を発見し、人類の宇宙観を激変させた20世紀最大の天文学者、エドウィン・ハッブル。成績優秀、スポーツ万能、勤勉でハンサムなタフ・ガイ―しかしその過剰な自意識はあちこちで摩擦を引き起こし…。アインシュタインら同時代科学者たちと織りなす栄光と挫折の生涯に、天文学者の著者がせまる!

目次

第1部 生い立ちと青春(ハッブル家;威厳ある父と、優しい母 ほか)
第2部 アンドロメダ銀河の謎(望遠鏡計画仕掛け人、ヘール;失敗、また失敗、そして ほか)
第3部 宇宙は膨張している!(日本通の富豪と火星の「運河」;近づくアンドロメダ大星雲、遠ざかるおとめ座渦巻星雲 ほか)
第4部 巨大望遠鏡と、20世紀最大の天文学者の挫折(ヘールの新たな夢;主鏡の製作 ほか)
第5部 観測的宇宙論の展開(膨張宇宙論と定常宇宙論;宇宙考古学 ほか)

著者等紹介

家正則[イエマサノリ]
1949年生まれ。天文学者。TMT国際天文台日本代表、国立天文台名誉教授。東京大学助手、助教授、国立天文台助教授、教授を経て、現職。専門は銀河物理学。1999年にすばる望遠鏡をハワイに建設。2006年に世界記録となる距離129億光年の銀河を発見し、ハッブルの研究を最先端技術でフォロー。現在は次世代30m望遠鏡TMT建設を推進。紫綬褒章の受章、日本学士院賞、東レ科学技術賞、仁科記念賞、文部科学大臣表彰など受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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へくとぱすかる

56
宇宙膨張の法則に名を残す、エドウィン・ハッブル。その伝記は天文学・宇宙論の歩みそのもの。身勝手な行動のため、後輩から何も顕彰されなかったのは悲しい。注目すべきは助手のヒューマソンという人。14歳までしか学歴はなかったが、天文台にやとわれて実務に励むうち、ハッブルの助手となる。赤方偏位の観測も、この人の力があったからこそ。冥王星のトンボー博士といい、アメリカの大らかさの一面を示すエピソードだ。2018/04/21

活字スキー

24
ハッブル宇宙望遠鏡がスペースシャトル「ディスカバリー号」によって打ち上げられたのは1990年4月のこと。それまでの地上での観測とは比べ物にならないほどクリアで鮮やかな画像を届けてくれたその望遠鏡に名付けられたエドウィン・パウエル・ハッブルとはどのような人物だったのか。長身でスポーツ万能、もちろん頭脳明晰成績抜群、何事にも精力的で上昇志向の強いイケメンだが、気取り屋でとにかくワガママ。優秀ではあれど、色々とめんどくさい人物だったらしい。 2019/11/09

ユウキ

12
文句のつけようがないほどの素晴らしい世界的業績。 ……ただし人格にかなり問題あり。われわれが住む銀河系の外に別の銀河が存在していること、宇宙は膨張していること、など今や小学生でも知っているレベルの宇宙観を観測的に実証した男、ハッブル。自らの業績にとことんこだわり気づけば周りは敵ばかり。しかし業績は誰もが認めるほど価値が高かったから無視することもできない。そんな困った男の話。著者は天文学者。それ故に一般作家やライターのようなセンセーショナルな書き方はせず、事実から浮かぶ空想は最小限だ。でも著者が意識的に抑え2018/04/23

heslkst

11
この人の宇宙学の功績すごい。 短期間でよく、あの成果を出せたと感心します。 宇宙は素晴らしい2016/10/27

toshi

10
宇宙望遠鏡にその名を遺す20世紀最大の天文学者エドウィン・ハッブルの伝記。 名前とその業績のいくつかは知っていたけれど、これを読むまではどんな人か全く知らなかった。 こういう人を天才って言うんでしょうね。2016/09/20

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