岩波ジュニア新書 国際協力と平和を考える５０話

森 英樹【著】

岩波書店（2004/02発売）

• サイズ 新書判／ページ数 220p／高さ 18cm
• 商品コード 9784005004607
• NDC分類 K319
• Cコード C0231

出版社内容情報

自衛隊のイラク派遣問題，北朝鮮の核開発，日本も標的とされたテロ予告など，平和への不安要素が増すなか，日本の国際協力はどうあるべきなのか．さまざまな課題を身近な50の話題でやさしく解説します．

内容説明

自衛隊のイラク派遣問題、北朝鮮の核開発、日本を標的としたテロの警告など、遠い地の紛争への関わりだけでなく、日本をとりまく平和への不安要素も増しています。いま日本の国際協力はどうあるべきか。また日本と世界の平和と安全をどのように保障すればいいのか。２１世紀のさまざまな課題を身近な５０の話題で解説します。

目次

１　漂流する世界（文明の衝突？；零戦と冷戦　ほか）
２　国連ってなんだ？（戦争をしない勇気；ユナイテッド・ネイションズってなに？　ほか）
３　どこへいく、あぶないニッポン（無事でなければみな有事；余技にいそがしい自衛隊　ほか）
４　日本から発信する平和への道（元祖、「安全」は人権だった；ちょっと気がかり「国際」協力　ほか）

著者等紹介

森英樹［モリヒデキ］
１９４２年三重県に生まれる。１９６６年、京都大学法学部卒業。現在、名古屋大学法学部教授。憲法を教えるかたわら、さまざまな憲法運動にもたずさわる
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ブルーツ・リー]

著者に思想があるのは当たり前の事なのだが、中高生向けの本で、ただひたすら左の内容だけを語るのは、どうなんだろう。 自衛隊は違憲で、アメリカ軍の言いなりはとんでもなくて。という事になると、どうやって日本を守るというのか。 もし自衛隊が違憲だから解散ね、アメリカ同盟ももうおしまいね。 の状態で、プーチンが北海道を占領しに来たら、瞬く間に北海道は陥落するだろう。 自衛隊を合憲の範囲内で運営する努力がなされている訳で、それを否定すると、却って、ならば憲法改正が必要だ！という意見に行くだけなのではないだろうか。

2022/03/04

[子どもの読書記録用]

最初の５話をりくと読んだ♪喉が疲れたから、続きは明日っていったんだけど、興味を持ったようで自分で読み始めちゃった。私が読めなくなっちゃうじゃん(￣▽￣;)

2015/01/27

[HelloKitty＠大学生になりました]

自分の意見を持つことが大事だなと思った。特に憲法については、ここがぶれたら日本は危ういと強く感じた。

2014/04/03

[藤]

これからどうするべきか、考えることを怠っては駄目だ。私達も、これからの子供たちも。それを伝えていくことが必要だと思った。

2011/04/04

[トラッシュ太郎]

おとなでも、こどもでも、大学生でも、読んで欲しい。日本はこれからどこへいくのか。その答えは僕らの宿題だ。よりよい未来のために！

2009/06/27