出版社内容情報
ごみを減量し,リサイクル社会を築くために,市民,企業,行政はどのようにすればよいのか.第一人者である著者が,豊富な事例やデータをもとに分かりやすく語る.ロングセラー『ごみとリサイクル』(1993年刊)の全面改訂版.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroki Nishiyama
2
環境先進国ドイツと日本では、環境問題に対してのモラルは大差がないことに驚きを覚える。環境教育は実はなされていたのだ。では、どこでドイツと日本の差が生まれるのか?行政と法だ。その両者が環境に配慮した消費を促進するインセンティブを市民に与えなければならない。モラル論者は反感を覚えるかも知れないが、私は何よりも日本の行動が見たい。ここで一つ日本人にお願いがある。環境にやさしい商品に対してケチらないで頂きたい。2011/10/26
lokkyu
0
リサイクルから資源を得るには費用がかかってしまうため、誰が賄うのかで話し合いが平行線をたどる。現在は自治体指定のゴミ袋でのゴミの分別は行われてるし、デポジット制も行われているし、環境配慮は進んでいる。再資源化して、資源の自給率があがるといいなぁ。2013/03/09