岩波新書
情報公開法入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004306979
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C0232

出版社内容情報

2001年4月に施行される情報公開法とは,どのような法律であり,どういう情報に対して,どうすれば公開請求ができるのか.その基本的な考え方と仕組みを条文に沿って分かりやすく説明する,入門書の決定版.

内容説明

2001年4月、いよいよ情報公開法が施行される。民主主義を活性化するためには、この新しい制度を最大限利用しなければならない。情報公開法とはどのような法律であり、どういう情報に対して、どうすれば公開請求ができるのか。その基本的な考え方と仕組みを条文に沿って分かりやすく説明する、入門書の決定版。

目次

1 情報公開法とはどんな法律か
2 どんな情報に開示請求できるか
3 開示請求の基本的な仕組みはどうなっているのか
4 どのような情報が例外とされているか
5 開示拒否にどのような救済が用意されているか
6 裁判所に訴える
7 第三者の利益保護との調和をどうはかるか
8 情報公開制度をより実効的にするために

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

90
2001年に施行された情報公開法についての全般的な説明をしてくれるわかりやすい本です。ただ文章などは結構法律用語なども出てきてあまり慣れていない人には難しく感じられるかもしれません。このような法律があってということを知らしめて、さらにきちんと利用していく場を作っていかなければならないのだと思います。2016/03/02

55くまごろう

1
日本の情報公開法について、順序立てて説明されており、日本の制度に関しては中公新書の「情報公開法」より判り易い。ただ、いずれも法律施行前の著述であり、その後の進化や運用については、別の書物をひもとく必要がある。2011/02/19

takizawa

1
同時期に出版された新書を読み比べるプロジェクト。本書は、情報公開法それ自体を条文に沿って解説している。10年前に書かれた本なので、先を読む視点が楽しい。提唱されている「会議公開法」というのは、議事録公開のこと?こういうのをすすめた場合、重要事項の決定はどんどん水面下に潜らせて行政の緊張感を緩和する方法がある(が、見合うだけのコストをかける必要は必ずしもなく、結果として情報公開を推進できるかもしれない)。ネット公開は、現に実現していますね。2009/08/20

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