出版社内容情報
いま地球環境に大きな変化が生じている.その最たる現象である地球温暖化を,著者は二十世紀文明の生み出した病理的症候ととらえ,その原因と致命的とも言える影響を見究める.そしてどうすればきれいな地球を残すことが可能か,現代人の生き方そのものを問い直しつつ,炭素税の構想などの具体的提言を含めて対応策をさぐる.
内容説明
いま地球環境に大きな変化が生じている。その最たる現象である地球温暖化を、著者は二十世紀文明の生み出した病理的症候ととらえ、その原因と致命的とも言える影響を見究める。そしてどうすればきれいな地球を残すことが可能か、現代人の生き方そのものを問い直しつつ、炭素税の構想などの具体的提言を含めて対応策をさぐる。
目次
序章 地球温暖化の脅威
第1章 地球の環境を守る仕組み
第2章 地球の歴史と平均気温
第3章 地球温暖化の影響
第4章 矛盾にみちた現代文明
第5章 熱帯雨林の役割
第6章 炭素税の考え方
第7章 二十世紀文明に対する反省
第8章 新しい展望を求めて
著者等紹介
宇沢弘文[ウザワヒロフミ]
1928年鳥取県に生まれる。1951年東京大学理学部数学科卒業。現在、日本学士院会員、東京大学名誉教授。専攻は経済学
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