出版社内容情報
高齢化社会の進展にともない,アルツハイマー病に代表される老人性痴呆症は,ますます深刻な問題となっている.人間は一体なぜボケるのか.治療の可能性,予防の方法はどこまでわかっているのか.神経科学の最前線で活躍する著者が,環境のなかの危険因子が脳に与える影響も指摘しつつ,老人性痴呆症のメカニズムに迫る.
内容説明
高齢化社会の進展にともない、アルツハイマー病に代表される老人性痴呆症は、ますます深刻な問題となっている。人間は一体なぜボケるのか。治療の可能性、予防の方法はどこまでわかっているのか。神経科学の最前線で活躍する著者が、環境のなかの危険因子が脳に与える影響も指摘しつつ、老人性痴呆症のメカニズムに迫る。
目次
序章 脳のしくみと知的活動
第1章 生理的なボケ、病的なボケ
第2章 アルツハイマー病の実態
第3章 アルツハイマー病の原因追求
第4章 ニューロンの栄養因子
第5章 ニューロンはどうして死ぬのか
第6章 脳の障害と外からの毒物
第7章 アルツハイマー病の危険因子
第8章 最後のフロンティアへの挑戦
第9章 ボケの治療と予防