岩波新書<br> 命こそ宝―沖縄反戦の心

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岩波新書
命こそ宝―沖縄反戦の心

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  • サイズ 新書判/ページ数 231p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004302490
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「自らの土地を戦争準備のための基地に使わせない」.復帰前,沖縄・伊江島の島ぐるみの土地闘争を主導して米軍を追いつめた著者は,九○歳になるいまも,基地解放を求めて闘い続け,反戦平和資料館(ヌチドゥタカラ〔命こそ宝〕の家)を主宰して,平和を創る実践活動を展開している.復帰後二○年の闘いを語り,生涯をかけたことばを紡ぎだす.

内容説明

薬莢・模擬爆弾から、軍服や戦争中の生活用具―。伊江島の反戦平和資料館「ヌチドゥタカラの家」には戦争と基地被害の証拠品がところ狭しと並べられている。沖縄戦の悲劇を体験し、基地反対闘争の先頭に立ってきた著者の新たな平和を創る実践活動の舞台である。90歳になる著者が、沖縄の復帰20年を語り、自らの生涯と思想を語りつくす。

目次

序章 語り伝えたいこと―沖縄戦と「島ぐるみ」闘争の体験から
1 復帰後の沖縄、そして伊江島
2 「反戦平和資料館」を創る
3 戦争の証拠が訴えるもの
4 国の不正をただす裁判
終章 心の勉強と真理の闘い

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

360
「ヌチドゥタカラ」(命こそ宝)ーこれが阿波根昌鴻氏の絶対反戦の理念であり、またこの人がこれを守り貫いて、生き通したことの証でもある。阿波根氏は、伊江島に生まれ、惨劇ともいうべき沖縄戦を経験し、戦後は反戦平和のために生涯をささげた。1972年5月15日、沖縄は本土復帰を果たしたが、この人の戦いは平和が達成されたはずの、まさにこの時に本格的に始まったのである。日米地位協定によって基地を置き続けるアメリカ。それを側面どころか様々な、まさに悪辣な手段で支援し、農民から土地を奪う日本政府。戦いは今も続く。 2022/03/07

singoito2

9
「それで君の声はどこにあるんだ? 黒人神学から学んだこと」きっかけ。著者は沖縄の伊江島で平和運動に取り組んだ人で2002年に亡くなっている。冒頭近くの「すべての宝は土地から産まれる」P23という言葉が非常に今日的に響く。1992年刊行とかなり振るい本ですが、沖縄について知るために、それ以上に、日本について知るために、とっても勉強になる本でした。2024/03/07

Takao

4
1992年10月20日発行(初版)。古書なので何時ごろ購入したかは不明(300円)。2002年3月21日、101歳で亡くなった(1901年3月3日生まれ)著者が91歳の時の出版。読み終えて「著者の遺言」と感じた。伊江島、島ぐるみ闘争、阿波根昌鴻、…。言葉としては知っていたが、実は何も知っていなかったことがわかった。戦後73年、今も何も変わっていない。阿波根さんの「闘い」から私たちは何を学ぶか。2018/12/30

健康平和研究所

4
涙が出ました2017/02/21

takao

3
ふむ2024/04/09

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