出版社内容情報
カリフォルニアの「魔法の王国」ディズニーランドとは,いったい何なのか.現地で働くことを通してその表と裏を知り尽くした著者が,絶大な人気の秘密を考察し,そこに満ちるアメリカの過去と未来,幻想性と超リアリズムを鋭く解剖する.フロリダのディズニーワールドや日本の東京ディズニーランドにも説き及ぶ,新鮮なアメリカ文化論.
内容説明
カリフォルニアの「魔法の王国」ディズニーランドとは、いったい何なのか。「ディズニーの国」との深いかかわりを通してその表と裏を知り尽くした著者が、絶大な人気の秘密を考察し、そこに満ちるアメリカの過去と未来、ファンタジーと超リアリズムを鋭く解剖する。「ディズニーの国」の東京・パリ進出にも説き及ぶ新鮮なアメリカ文化論。
目次
序 ディズニーランドとの出会い
1 ディズニーランド誕生
2 異才ウォルト・ディズニー
3 ノスタルジアの演出法
4 ディズニーランドの超リアリズム
5 英雄たちの過去と未来
6 フロリダ・東京・パリ―ディズニーランドの世界戦略
著者等紹介
能登路雅子[ノトジマサコ]
1949年青森県弘前市に生まれる。1972年東京大学教養学部教養学科卒業。専攻はアメリカ研究、文化人類学。1972‐73年マッキャンエリクソン博報堂勤務。1978‐82年カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院在学。1980‐83年ウォルト・ディズニー・プロダクションズおよびオリエンタルランド社嘱託として、東京ディズニーランド・プロジェクトに参加。1986‐92年武蔵大学人文学部助教授。現在、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授
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