出版社内容情報
ひとりひとりの子どもの内面に広大な宇宙が存在することを,大人はつい忘れがちである.臨床心理学者として長年心の問題に携わってきた著者が,登校拒否・家出など具体的な症例や児童文学を手がかりに,豊かな可能性にみちた子どもの心の世界を探究し,家出願望や秘密,老人や動物とのかかわりが心の成長に果す役割を明らかにする.
内容説明
ひとりひとりの子どもの内面に広大な宇宙が存在することを、大人はつい忘れがちである。臨床心理学者として長年心の問題に携わってきた著者が、登校拒否・家出など具体的な症例や児童文学を手がかりに、豊かな可能性にみちた子どもの心の世界を探究し、家出願望や秘密、老人や動物とのかかわりが心の成長に果す役割を明らかにする。
目次
1 子どもと家族
2 子どもと秘密
3 子どもと動物
4 子どもと時空
5 子どもと老人
6 子どもと死
7 子どもと異性
著者等紹介
河合隼雄[カワイハヤオ]
1928年兵庫県に生まれる。1952年京都大学理学部卒業。1965年ユング研究所(スイス)よりユング派分析家の資格を取得。専攻は臨床心理学。現在、京都大学教育学部教授
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