出版社内容情報
二葉亭四迷が『浮雲』で言文一致体を確立したあと,明治から昭和に至る作家たちはどこに新しい言語素材を求め,それをどのように作品に結晶させたのだろうか.著者は記号学的方法をもとに,島崎藤村の『破戒』から埴谷雄高の『死霊』まで各時代の八篇の長篇小説が切り拓いた新しい表現の可能性とそれぞれの時代の問題性を明らかにする.
二葉亭四迷が『浮雲』で言文一致体を確立したあと,明治から昭和に至る作家たちはどこに新しい言語素材を求め,それをどのように作品に結晶させたのだろうか.著者は記号学的方法をもとに,島崎藤村の『破戒』から埴谷雄高の『死霊』まで各時代の八篇の長篇小説が切り拓いた新しい表現の可能性とそれぞれの時代の問題性を明らかにする.
東京都公安委員会 古物商許可番号 304366100901