岩波新書<br> 人間―過去・現在・未来〈上〉

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岩波新書
人間―過去・現在・未来〈上〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 225p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004200499
  • NDC分類 209
  • Cコード C0220

出版社内容情報

本当の「人間らしさ」とはなんだろうか.科学技術の急速な進歩は,私たちをどこへ連れていくのか.アメリカの第一級の文明批評家が,該博な知識を駆使して人類史を大胆にとらえ直した名著の翻訳.人間と機械のかかわりから,芸術・宗教とのかかわりにまで鋭い照明を当て,人間の未来にはらむ危険と希望とを展望する.

内容説明

人間の自己発見史のドラマ、それが本書の主題であり、ここでのマンフォードの筆の冴えは、読者の知的興味を深く刺激してやまない。

目次

1 人間へむかう動物
2 原初人
3 文明人
4 基軸宗教人
5 旧世界人

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ishida Satoshi

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読了。個人的に好きな文明批評家、ルイス・マンフォードの著作。人間の歴史は「文化」という第二の天性の発明、その模倣と継承によって伝達されると説きます。彼は、人類にとって文化や芸術は「人間にとってありのままの過去と現在だけでなく、人間がそうありたいと愛し、憧れ、意図するもの」と前半で語る。文化は人間が発明した生物的なものの離脱において一番大切な発明だそうだ。しかし、後半の議論は雲行きが怪しくなる。基軸宗教、戦争制度による権力の追求という過去の歴史を紐解きます。著者によれば、これらは旧世界の致命的発明で、さらに

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