岩波新書<br> 知的生産の技術

個数:
電子版価格
¥880
  • 電書あり

岩波新書
知的生産の技術

  • ウェブストアに152冊在庫がございます。(2024年04月19日 15時05分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 218p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004150930
  • NDC分類 002.7
  • Cコード C0230

出版社内容情報

学校では知識は教えるけれど知識の獲得のしかたはあまり教えてくれない.メモのとり方,カードの利用法,原稿の書き方など基本的技術の訓練不足が研究能力の低下をもたらすと考える著者は,長年にわたる模索の体験と共同討論の中から確信をえて,創造的な知的生産を行なうための実践的技術についての提案を試みる.

内容説明

学校では知識は教えるけれど知識の獲得のしかたはあまり教えてくれない。メモのとり方、カードの利用法、原稿の書き方など基本的技術の訓練不足が研究能力の低下をもたらすと考える著者は、長年にわたる模索の体験と共同討論の中から確信をえて、創造的な知的生産を行なうための実践的技術についての提案を試みる。

目次

1 発見の手帳
2 ノートからカードへ
3 カードとそのつかいかた
4 きりぬきと規格化
5 整理と事務
6 読書
7 ペンからタイプライターへ
8 手紙
9 日記と記録
10 原稿
11 文章

著者等紹介

梅棹忠夫[ウメサオタダオ]
1920年京都市に生まれる。1943年京都大学理学部卒業。京都大学人文科学研究所教授を経て、現在、国立民族学博物館名誉教授・顧問。専攻は民族学、比較文明論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

155
まあまあ。出版されたのが50年以上前なのでハウツー的な部分では参考にならないところもあるけど、インプットとアウトプットの基本的な姿勢としては学ぶところが多い。ひらがながやたらと多いのが気になったけれど、後半を読んで納得。とりあえずカード法をやってみようと思う。基本的にエッセーだと考えておくと言葉の端々がおもしろい。2020/07/27

ehirano1

139
約10年ぶりの再読。10年前読んだ時は、どうしてもっと早く本書と出会えなかったのかと思うくらい感嘆したのを久しぶりに思い出しました。約10年の時を経て、本書で紹介されている幾つかを亜流ながら自身が使用していることになんだか妙に懐かしを感じながらの読書となりました。そういえば、KJ法を知ったのも本書からでした。2024/01/07

ねこ

78
京大名誉教授、民族学者、情報学者、未来学者、…など多才な梅棹師の著書。若かりし時代から、ご年配までの写真を拝見しましたが、どの年代であっても精悍で且つ優しさと知性が滲み出ていますね。半世紀前からの先達の努力の積み重ねで現在、能動的で、かなり完成された個人の情報管理が安価で享受できるに至ったのだと私は感じました。野外科学に於いて、その場で観察と記録のずれは短いほどよろしい。と有りましたが、野外科学に限らず私は自分の考えや発想を記録する努力が足りない事も痛感しまた。最後に万年筆で手紙を書いてみたくなりました。2022/02/01

崩紫サロメ

74
50年以上前に出版された本書、何度も読み返しているのだが、様々な技術革新があっても古くならない部分は何なのか。それは内容至上主義を否定し、形式を与えることによってこそ、ひらめいた発想が活かされるというところではないか。ひらかなタイプライターのように、歴史的な存在となってしまった様々な道具が登場するが、それらを使うことによって何を目指したのか。著者は「情報をたいせつにする」ためにきちんとしたしつけが必要であるという。当然これは現在にも言えること。具体的にどのようにすればよいか、いろいろと刺激をもらえる1冊。2022/01/16

TomohikoYoshida

62
自分が生まれたころに書かれた本を、半世紀以上経ってから読む。100刷されただけあって、とにかく面白い。最初は、ノートからカードへの道具の発明と進化の話。情報をいかに活用しやすく分類・整理・整頓するためのツールとテクニック。そして、ペンからタイプライターへ。今はPCやタブレットでペンよりもきれいに早く文字が書ける時代が来ている。しかし、文章を書く時の考えのまとめ方や、文章の書き方というものは普遍的だ。考えをまとめるツールとしてマインドマップや付箋なんかは結構便利に使っているなと思いながら読んだ。2020/09/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/545599
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。