岩波文庫<br> 俗楽旋律考

岩波文庫
俗楽旋律考

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  • サイズ 文庫判/ページ数 113p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784003350812
  • NDC分類 768
  • Cコード C0173

出版社内容情報

音楽取調掛として日本の音楽教育の基礎を作った上原六四郎(1848‐1913)が,音響学を講じていた東京音楽学校で学校長の依頼を受けて調査に取りかかり,1895(明治28)年に刊行された日本音楽についての考証.当時行なわれていた日本音楽全般にわたって,それらがいかなる音階によって組み立てられているかを分析した画期的研究.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

14
日本音楽の特徴を解明する。 1882年~教育事業を始めた(7頁)。 旧字体。 三味線に本調子、二上り、三下りの三調子(30頁)。 木曽ひのき三味線を創って、 演奏する夏の企画が、 野村深山先生によって大桑村で 展開されていた。 今は大桑村ではアルプホルンが健在 である。 田舎節音階(78頁~)。 舟歌、馬子歌、田植歌等 専ら田舎で行われる歌謡の総称。 都会では野鄙として稀とある。 謡曲は上流社会に行われて 甚だ高尚なる楽曲(92頁)。  2014/05/19

AR読書記録

3
何でも読んでみよう精神にもちょいと程はあって、明治25年における俗楽の研究といわれて音階等見せられても、なんらイメージが湧いてこず... とりあえず“調子”の名前が雲井調子とか曙調子とか岩戸調子とか櫻調子とか、雅やのう、と思ったとか思わなかったとか...2015/06/09

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