出版社内容情報
日本の女性解放運動史上に傑出する理論家山川菊栄(一八九〇―一九八〇).明確な論旨と鋭い問題意識につらぬかれたその著作は今日なお大きな意義をもつ.平塚らいてうら先輩批評家の論理的矛盾を突いて女性解放理論に新しい地平を拓いた初期から,いちはやく老人問題に注目した後期まで,山川婦人論の精髄二七篇を収めた.
内容説明
日本の女性解放運動史上に傑出する理論家山川菊栄。明確な論旨と鋭い問題意識につらぬかれたその著作は今日なお大きな意義をもつ。平塚らいてうら先輩批評家の論理的矛盾を突いて女性解放理論に新しい地平を拓いた初期から、いちはやく老人問題に注目した後期まで、山川婦人論の精髄27篇を収めた。
目次
1 女の立場から
2 無産階級の女性運動
3 戦時下の抵抗
4 日本の民主化と女性