出版社内容情報
『うひ山ふみ』は大著『古事記伝』を完成した宣長が門下の要請にこたえて,はじめて学びの山にふみこむ人々のために国学研究の態度と方法を懇切かつ具体的に説いたもので,円熟した大学者の体験に裏打ちされた学問論として,後学に大きな影響を与えて来た.ほぼ同様の成立事情をもつ問答集『鈴屋答問録』を併せ収める.
『うひ山ふみ』は大著『古事記伝』を完成した宣長が門下の要請にこたえて,はじめて学びの山にふみこむ人々のために国学研究の態度と方法を懇切かつ具体的に説いたもので,円熟した大学者の体験に裏打ちされた学問論として,後学に大きな影響を与えて来た.ほぼ同様の成立事情をもつ問答集『鈴屋答問録』を併せ収める.