芥川龍之介全集〈第17巻〉書簡1

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  • サイズ B6判/ページ数 400,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000919876
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0393

出版社内容情報

芥川龍之介の理知的で明快端麗な文体は若々しい抒情を湛え,時代を超えてくりかえし人々を魅了しつづけています.新全集は全作品に注解を付し,本文に新字体を採用.判型を軽快な四六判とするなど今日の読者の要望に応えます.

目次

明治三十八(一九〇五)年
明治三十九(一九〇六)年
明治四十一(一九〇八)年
明治四十二(一九〇九)年
明治四十三(一九一〇)年
明治四十四(一九一一)年
明治四十五 大正元(一九一二)年
大正二(一九一三)年
大正三(一九一四)年
大正四(一九一五)年

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

芳樹

4
芥川龍之介の書簡第一巻。明治38年〜大正4年までの書簡が記載されている。芸術に関する意識の高さ、精神的な弱さ、そして頭脳明晰さを感じた。頭が良すぎた為に苦しんだ人なのだろうと思う。幼少期の(不可抗力であっても)親の裏切り、青年になってからの失恋、晩年の文壇との悶着と一生を通して人間関係での苦悩の中で読書を糧として創作活動に苦心していた姿が痛々しくも感じる。天才には天才の辛さがあるようだ。2014/06/16

高橋光司

0
第17巻から20巻までの4巻は書簡集で、まず一冊目を読了。 子供時代から大学時代、「鼻」を発表する頃まで。現代ならメールやSNSの感覚で友人達と手紙をやり取りしているのがわかります。2016/04/24

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