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川島武宜著作集〈第8巻〉慣習法上の権利1 入会権

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  • サイズ A5判/ページ数 340p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000906586
  • NDC分類 320.8

出版社内容情報

日本の法律学に初めて社会科学としての方法論的な基礎を与えた川島法学.その緻密な論理構成と創造的な考察は,民法解釈学に大きな影響を及ぼすと同時に,法解釈学と法社会学の両者を包括する法の一般理論の構築をめざした.幅広く豊かな先駆的業績の全体像を,著者自らが選び編成し解題を付した全11巻が体系的に提示する.

目次

入会慣習法の実態
入会権の解体
「ゲルマン的共同体」における「形式的平等性」の原理について―特にわが国の入会権との関連に焦点をおいて
入会権の基礎理論
北海道の入会権
判例研究(入会権の「解体消滅」―共有入会地の財産区財産への転化;国有地上の入会権―最高裁判所昭和四八年三月一三日第三小法廷判決を中心として)
最近における入会紛争の特質―入会慣行における全員一致の原則に焦点をおいて
「部落会」と「部落」=入会団体との関係について
入会権研究の現状と問題点