出版社内容情報
「かける数とかけられる数、どっちがどっち?」「マイナスのマイナスは…とってもマイナス?」──混乱するのは子どもだけとは限らない。ことばのしくみに原因があることも。『ちいさい言語学者の冒険』で子どもの言語習得の旅を案内した言語学者が、小学生の宿題やテストの間違いを通して、意外に深いことばと算数の関係にせまる。
内容説明
「正三角形は二等辺三角形に入るんですか?」「かける数とかけられる数、どっちがどっち?」「マイナスのマイナスは、とってもマイナス?」算数を前にして混乱するのは子供だけとは限らない。そしてその鍵を、ことばのしくみに見つけることもできるのだ。『ちいさい言語学者の冒険』で子供の言語習得の旅を案内した言語学者が、小学生の宿題やテストの間違いを通して、意外に深いことばと算数の関係にせまる。
目次
第1章 カッコつけるのやめたら
第2章 どっちから見る?
第3章 正三角形は二等辺三角形に入るんですか問題
第4章 1+1って言ってみて!
第5章 かける数とかけられる数は同じだった?
第6章 マイナスを引くと…とってもマイナス?
第7章 ジブンデ。ミツケル。
著者等紹介
広瀬友紀[ヒロセユキ]
大阪府出身。ニューヨーク市立大学にて言語学博士号(Ph.D.in Linguistics)を取得。電気通信大学を経て現在、東京大学総合文化研究科言語情報科学専攻教授。専門分野は心理言語学・特にヒトの言語処理。近年は言語発達過程の子供が獲得途中の知識をどのように運用するのか、という問題にも強い関心を寄せる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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