シリーズ教育の挑戦<br> 教育困難校の可能性 - 定時制高校の現実から

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シリーズ教育の挑戦
教育困難校の可能性 - 定時制高校の現実から

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000264440
  • NDC分類 376.4
  • Cコード C0337

出版社内容情報

学校社会という戦場で敗れた子どもたちが,定時制高校へと流れてくる.ボクシング指導を通して,ヤンチャたちの人生とぶつかりあう「硬派」教師が,おちこぼれたちのアイデンティティ確立を叱咤激励する型破り教育論.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

katoyann

20
定時制高校教員の著者が定時制生徒の実情に即しながら、偏差値一元的な教育体制において底辺に位置付けられる学校での教育のあり方について考察している。ボクシングの指導でも有名な教師だが、マルクス主義や教育思想に精通しているため、教育の機会均等と称したリベラル派の教育実践に懐疑的な分析を示している。つまり、一元的な教育内容を教授する機会を増やしても、偏差値体制における優勝劣敗構造が変わらない限りは、格差は埋まらないとする考えである。分析的であると同時に現実的な感覚が書かれていて、面白かった。2023/04/14

ちあきほ

0
あんまり変わってないのかも…?むしろ進んだのかな。定時制が単位制になって、ますますガッコは学歴感が増したな。来ない子なんてたくさん。全日の受け皿の様相。もちろん就学困難な子もいるし、バイトをする生徒が多い。でも、そうだよな、コンビニや飲食店のアルバイトがほとんどの様に見えるんだよな…夜間部はまた別なのかな。 うーん、教育は変わらずむしろ坂を転がり落ちるように…というように感じる。誰もが目的なく流されて高校生。2019/06/25

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