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出版社内容情報
高度医療の中の人間の尊厳,災害による大量死,ふえ続けるガン,在宅ホスピスといった今,大きく変わりつつある日本人の死をめぐる状況を,死に直面する医療従事者や家族の具体的体験を背景に問う.現代における生と死を根源的に考える.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
CBF
1
(★★☆☆☆) 作家や医療者、心理学者等による死を巡る論考。災害や尊厳死、ホスピスなど様々なテーマが取り上げられていてたけど、読みながら、いかに自分が今まで身近に死を経験せずに来ているか、死をぼんやりとした観念的なもの(こういった本などを通した知識)としてしか捉えられていないかを感じさせられた。もう少し年齢を重ねてから読み直してみたい。 『別れを告げるとは、私と他者の生活の中で、新たな歴史や想い出がいままでのように積み上げられてゆくということが永遠に終わったのだと、自分自身で納得することです。』2020/02/01