日朝交渉―課題と展望

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  • サイズ A5判/ページ数 246p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000242172
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0031

出版社内容情報

拉致と核開発問題が日本社会を震撼させている.アメリカの強硬策に追随していては,北東アジアに平和と安定は訪れない.北朝鮮内部の事情,日本の植民地責任,在日コリアン社会のゆくえを含め,山積する課題をめぐって20余名の識者が訴える行動の指針.日朝関係関連資料を付す.

内容説明

拉致と核開発問題が日本社会を震撼させている。はたして北朝鮮はどこに向かうのか。アメリカの強硬策に追随していては、北東アジアに平和と安定は訪れない。北朝鮮内部の事情、日本の植民地責任、在日コリアン社会のゆくえを含め、山積する課題をめぐって、この地域を不戦共同体にすることを目指して、日朝の不正常な関係にピリオドを打つべく、20余名の識者が冷静に訴える行動の指針。

目次

日朝交渉これまでとこれから(脱冷戦を目指し熱戦の主戦場を不戦共同体に―対米一辺倒から多国間関係へ;日朝交渉にかける北朝鮮の意図;「百年の計」を目指した朝鮮半島政策を)
日朝間に横たわる課題(日朝国交正常化交渉と北朝鮮の変化;北朝鮮の食糧問題と人道援助のあり方;北朝鮮の「核開発」と安全保障問題 ほか)
国際社会から見た日朝関係(中国―血で結ばれた関係のゆくえ;ロシア―北朝鮮の軟着陸を目指し日米中と連携;盧武鉉大統領と「太陽政策」のゆくえ ほか)
日朝関係関連資料

著者等紹介

姜尚中[カンサンジュン]
1950年生れ。東京大学社会情報研究所教授

水野直樹[ミズノナオキ]
1950年生れ。京都大学人文科学研究所教授

李鍾元[イジョンウォン]
1953年生れ。立教大学法学部教授
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