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死の社会学

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  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000233552
  • NDC分類 385.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

ガン死,災害死,自死などによる死は,遺家族にどのような影響を及ぼすのか.また死後献体,葬送儀礼,祖先供養など,様々な角度から死の実態について考察.日本における死の社会的・文化的な意味を浮彫りにする労作.

内容説明

ガン死、震災などによる災害死、あるいは自死による死は、遺された家族にどのような影響を及ぼすのか。自らの生き方の選択としての死後献体、慰霊鎮魂など死者との精神的交わりの問題、葬送儀礼の変容など、さまざまな角度から死の社会的・文化的な意味について究明する。長年の調査研究の成果に基づくパイオニア的労作。

目次

1 ガンによる死と死別体験(ガン告知と家族;死にたいする四つの感情表出類型; ほか)
2 地震災害のなかの死の諸相(震災の体験と物語;死別体験の博物誌一九九五年一月一七日・神戸)
3 子どもの死別体験(自死遺児について;子どもの心の世界―震災遺児たちの絵から)
4 日本文化と死の社会学(「自分の死」の選択としての献体;近代化と葬儀の変化 ほか)

著者等紹介

副田義也[ソエダヨシヤ]
1934年生まれ。東京大学大学院社会科学研究科修士課程修了。博士(社会学)。筑波大学社会科学系教授を経て、現在金城学院大学教授。著書に、「日本文化論試論」(’93年)「生活保護制度の社会史」(’95年)「教育勅語の社会史」(’95年)など
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