触る門には福来たる―座頭市流フィールドワーカーが行く!

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000230100
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

見えないというユニークな人生を楽しみ,ときには学者,ときには武道家として,チャレンジを続けるフィールドワーカー・広瀬浩二郎.世界を駆け抜ける彼がユーモラスに綴る,見えないからこそ観える風景とアメリカ触聞記.

内容説明

視覚を「使えない」のではなく、「使わない」からこそ、六感で世界に触れることができるんだ!見えないというユニークな人生を楽しみ、ときには学者、ときには武道家として、チャレンジを続けるフィールドワーカー・広瀬浩二郎。世界を駆け抜ける彼がユーモラスに綴る、見えないことで観える魅力的な生活とアメリカ触聞記。

目次

究める―めざせ座頭市!
歩く―広瀬流「地球の歩き方」
触る―よく触り、よく学ぶ
食べる―口は目ほどに…!?
喋る―大風呂敷を広げてみよう
動く―「バリア・フリー」から「フリーバリア」へ

著者等紹介

広瀬浩二郎[ヒロセコウジロウ]
1967年東京生まれ。幼いころから弱視で、13歳のときに完全に視力を失う。チャンバラへの憧れが原点となり、京都大学文学部国史学科へ入学。文学博士号を取得後、2001年より大阪の国立民族学博物館に勤務。宗教史、文化人類学を研究する。2002年9月から2003年8月まで、プリンストン大学客員研究員。ワールドカップの年には、視覚障害者サッカー日本代表チームを率い、韓国代表チームと親善試合を行なった
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感想・レビュー

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おたきたお

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視覚障害者(全盲)のエッセー。視覚障害者とはどんな世界で生きているのか、ということを知るにはよい本だと思う。ただし初出がバラバラのエッセーを繋ぎ合わせたものなので、出来の悪いブログを読んでいるような感覚を持った。同志からの拭き掃除の「免除」の申し出られた体験が語られている。「『配慮』による無意識な『排除』」が厄介であり、それを断る「自己主張」が状況を変えていくのだ、と語っている。著者の主張に賛同。さて、「足を踏んだ者」と「足を踏まれた者」の間で、足を踏んだ方がどこまで痛い思いを共感できるのか。2006/01/01

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