現代世界を動かすもの―アメリカの一極支配とイスラム・中国・ヨーロッパ

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000227513
  • NDC分類 319
  • Cコード C0031

内容説明

9・11の衝撃とともにポスト冷戦の時代が終焉し、いま唯一の超大国アメリカにたいする挑戦が、国際政治の舞台において繰り広げられつつある。イスラム、中国、ヨーロッパを現代史の行方を大きく左右するファクターとして取り上げ、それぞれの社会が今後の国際政治の展開にどう関わってくるのか、理解のためのいくつかの座標軸を明確に提示し、豊富なエピソードを交えつつ平易に解説。本書は、21世紀を動かす新たな胎動を取り上げて描き出す世界政治の分かりやすい見取り図であり、一般人のための国際政治入門。

目次

第1章 アメリカの覇権(九・一一の衝撃;孤立主義と「自由の帝国」 ほか)
第2章 イスラムの復興(アッラーの登場;「文明の衝突」と反ハンチントン ほか)
第3章 中国の挑戦(秦の始皇帝と毛沢東;毛沢東の継続革命と破壊の空想主義 ほか)
第4章 ヨーロッパの再生(ヨーロッパとは戦争なり;青山光子と欧州統合に賭けた騎士 ほか)
終章 世界の共栄(中国は脅威か?;グローバリゼーションは世界戦争の「抑止力」 ほか)

著者等紹介

仲井斌[ナカイタケシ]
1935年東京生まれ。早稲田大学文学部・政治経済学部卒。1968年西ドイツに留学し、ボン大学で政治学を学ぶ。同大学で博士号取得。1993年帰国。成蹊大学文学部教授を経て、専修大学法学部教授。専門=国際政治史、欧州現代政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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