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アメリカ憲法は民主的か

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000220194
  • NDC分類 323.53
  • Cコード C0031

出版社内容情報

アメリカ憲法は「世界のモデル」に相応しい立派な憲法なのか? アメリカ政治学界の重鎮,ダールが,制定の経緯を辿りながら,アメリカ憲法の特殊性と非民主的な性格を浮かび上がらせる.民主政治理論からの斬新な憲法論.

内容説明

「私たちアメリカ人は、なぜ私たちの憲法を擁護しなければならないのか」。この疑問を出発点に、アメリカ政治学界の重鎮ダールが、憲法の制定過程やジェイムズ・マディソンの思想を読み解きつつ、比較政治研究の成果も取り入れながら、アメリカ憲法の特徴と問題点を検証していく。デモクラシーと憲法システムの関係はどうあるべきかを考察する。斬新でユニークな憲法論。

目次

第1章 はじめに―根本的な疑問
第2章 立案者たちが知りえなかったこと
第3章 モデルとしての憲法―アメリカ的幻想
第4章 大統領の選出
第5章 憲法システムはどの程度うまく行っているか
第6章 より民主的な憲法を
第7章 より民主的な憲法の見込みについての若干の考察
第8章 さらなる考察―不文憲法の変更

著者等紹介

ダール,ロバート・A.[ダール,ロバートA.][Dahl,Robert A.]
1915年生まれ。米国イェール大学名誉教授。専攻、政治学

杉田敦[スギタアツシ]
1959年生まれ。法政大学法学部教授。専攻、政治理論
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感想・レビュー

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Hisashi Tokunaga

1
読んだ時の感想としては、自分で判断基準概念を作って、その基準にあてはめをして、そこに空隙ができるとNONとする思考過程・論理回路に問題があるのではと感じた次第だ。つまり、憲法は憲法に語らせることが必要なのでは?(2013・3記)

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