出版社内容情報
明応の政変(一四九三年)によって室町幕府の権威は完全に失墜し,日本は戦国時代へと突入する.戦国大名による地域的統一権力の確立と幕府滅亡にいたる歴史を辿るとともに,宗教や法,環境など様々な観点から中世の特質を描き出す.
内容説明
中世とはどのような時代だったのか。宗教や法、環境など様々な観点から中世社会の特質を描き出すとともに、戦国大名の権力のあり方に近世への移行の契機を探る。
目次
戦国の争乱
国人一揆と大名家中
検地と知行制
地域的統一権力の構想
惣村と土豪
宗教一揆
戦国の法と習俗
自然環境と中世社会
中世の技術と労働
著者等紹介
桜井英治[サクライエイジ]
1961年生。東京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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