出版社内容情報
武士の台頭,荘園制の進展にともなう土地と人との関係の変化,貨幣経済の進展,そしてそれにともなう人々の心性の変容――古代から中世にかけて日本はダイナミックな変化をとげる.11世紀後半の院政期から16世紀後半の戦国時代まで500年続く日本の中世の姿を,社会史研究,権門体制論などの到達点をふまえて描き出す.
内容説明
最新の成果にもとづく一新された日本史像。武士の台頭、貨幣経済の進展、人々の心性の変容―古代から大きな変化をとげる中世のはじまりを描き出す。
目次
中世史への招待
院政論
治承・寿永の内乱と鎌倉幕府の成立
鎌倉幕府論
荘園制と中世年貢の成立
武士団と領主支配
中世前期の村と百姓
鎌倉時代の仏教
中世前期の文化
著者等紹介
桜井英治[サクライエイジ]
1961年生。東京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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