岩波講座 天皇と王権を考える〈第6巻〉表徴と芸能

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  • サイズ A5判/ページ数 305p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000111966
  • NDC分類 210.08
  • Cコード C0330

出版社内容情報

歴史上,王権は自らを表象するものとしての徴しを作りつづけ,「支配」の効果を維持してきた.王権の装置としてのレガリアや宮廷芸術,王自身による学問と芸術の実践など,王権と芸術・芸能の関係を多様な角度から考察する.

内容説明

歴史上、王権は、さまざまな宮廷芸術や建築・技芸といった装置を通じて自らを表象し、「支配」の効果を維持した。一方、それらが文化創造の源として機能したことも、洋の東西を問わず確認できる事実である。レガリア、肖像画、宮殿、学問芸能など、王権と芸術・技芸の関係を多様なトポスから考察する。

目次

1 表徴のなかの王権(王権とレガリア;王の失われた顔;王権のイリュージョン―バロック的装飾と宮殿 ほか)
2 学問と天皇(天皇と学問・芸能)
3 比較のなかの王権(大王の図像―初期ヘレニズム時代;宮廷芸術の誕生―近世スペイン;アフリカ・バムン王権社会における国家と民衆の平衡―移動職能民の国民化をめぐって ほか)

著者等紹介

樺山紘一[カバヤマコウイチ]
1941年生まれ。ヨーロッパ中世史

山本幸司[ヤマモトコウジ]
1946年生まれ。日本中世法制史・思想史。静岡文化芸術大学
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