岩波講座 現代数学の基礎〈11〉数論3岩沢理論と保型形式 代数幾何1代数多様体からスキームへ

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  • サイズ A5判/ページ数 2冊/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000110112
  • NDC分類 410.8
  • Cコード C3341

出版社内容情報

進展しつづける現代数学を理解し使いこなすための基礎を解説する.従来の教科書スタイルをはなれ,定義や定理,理論が生まれる背景,必然性をいきいきと語り,「生きた基礎」「役に立つ基礎」が学べるように配慮した.数々の力作群を生みだした1次刊行の魅力を多くの読者に堪能していただきたく,2次刊行を開始する.

内容説明

本書「代数幾何1」は、Grothendieckのスキーム理論を使って代数幾何学を論じるものである。スキームのコホモロジー理論を展開し代数曲線、代数局面の理論に応用することを目標とする。古典的な代数幾何学の知識を持つことはスキーム理論を理解し応用する上では不可欠である。そのためもあって、本書ではスキーム理論からいきなり始めずに、古典的な、とはいってもきちんと定義されたのは今世紀中頃になるが、代数多様体の理論を簡単に述べることにした。「数論3」と2冊セット。

目次

数論3(保型形式とは;岩沢理論;保型形式(2)
楕円曲線(2))
代数幾何1

著者等紹介

栗原将人[クリハラマサト]
1961年生まれ。’84年東京大学理学部数学科卒業。現在、東京都立大学大学院理学研究科助教授。数論専攻

黒川信重[クロカワノブシゲ]
1952年生まれ。1975年東京工業大学理学部数学科卒業。現在東京工業大学理学部数学科教授。専攻は数論

斎藤毅[サイトウタケシ]
1961年生まれ。1984年東京大学理学部数学科卒業。現在東京大学大学院数理科学研究科助教授。専攻は数論

上野健爾[ウエノケンジ]
1945年生まれ。1968年東京大学理学部数学科卒業。現在京都大学理学部数学科教授。専攻は福素多様体論
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