出版社内容情報
院政時代の右大臣藤原宗忠の寛治元年(1087)から保延4年(1138)にわたる約50年間の日記.記述は客観的かつ詳細で,平安時代の後期,白河・鳥羽院政期の状況をよく伝える,第一級の基本的史料である.
内容説明
本書は、藤原宗忠の日記である。中右記の題名は、便宜、現在一般に通用しているところに従った。本書は、その記事により、起筆寛治元年、擱筆保延4年であることが知られる。ただし中間に逸失した年月がある。本冊には、第1冊として、寛治元年より寛治7年までを収めた。
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