出版社内容情報
ゴミの分別はひと苦労.分けたゴミはどこに行ってどうなるのだろう.リサイクルはいいことばかりなのだろうか.リサイクルの現在のしくみから,将来目指したいものまで,みんなが抱く疑問を解説.
目次
視点1 町かどにあふれる自動販売機から(ごみ処理の費用は誰がどのように負担しているのですか?;リサイクルの現状はどうですか?)
視点2 モノの一生から(例えばペットボトル、冷蔵庫はどのようにリサイクルされているのですか?;ごみは燃やしてはいけないのですか? ほか)
視点3 モノの流れから(循環型社会基本法とはどんな法律ですか?;食品の廃棄物はリサイクルしなくてよいのですか? ほか)
視点4 環境倫理から(大量生産・大量消費経済の転換は可能ですか?)
著者等紹介
加藤三郎[カトウサブロウ]
1939年、東京都に生まれる。東京大学工学系大学院修士課程を修了し、厚生省入省。環境庁の設立に伴い同庁で公害・環境行政を担当。90年に同庁地球環境部の初代部長に就任。93年に退官し、環境文明研究所と「21世紀の環境と文明を考える会」を設立し所長および代表となる。同会は99年10月にNPO法人化し「環境文明21」と改称。環境問題に関する政策提言、調査研究、普及啓発、交流に関する事業などをおこなっている。著書に『「循環社会」創造の条件』など
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