出版社内容情報
教育経験豊かな著者たちが理工系1~3年の大学生にマッチするように書き下ろした清新な教科書・参考書シリーズ.物理的意味を重視し,適切な演習問題を配したので,将来理工系のどの分野に進むにも十分な力が自然につく.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オザマチ
7
式を追いながらもう一度ゆっくり読んだ。改めて読んでみると、電場と磁束密度を中心に考えるのではなく、スカラポテンシャルとベクトルポテンシャルを中心に据えるというやり方が工学系の自分にとっては新鮮なものだった。遅延ポテンシャルも最初読んだときはいまいちピンと来なかったが、地球で観測される星の光が遥か昔のものであるという話と同じようなものかな、という理解になった。電磁気は奥が深くて、やっぱり難しい。2014/09/26
オザマチ
7
静電場・静磁場といった基礎から、遅延ポテンシャル・放射・相対論まで。回路や物性についてはあまり触れておらず、どちらかというと理学屋向きの本だと思う。ラプラス・ポアソン方程式を正面から解いていく本は初めてなので、そのあたりは興味深かった。境界条件と導波路の部分も理解が深まる。演習問題付き。2014/07/05
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