出版社内容情報
物理学の基本科目を全10冊にまとめたシリーズ.いずれも基礎を懇切丁寧にわかりやすく説明した,コンパクトでハンディな軽装版.理工系の教養課程,および理工系諸学科の学生のテキスト・参考書として最適.
内容説明
初学者は、電磁気学の錯綜する法則とその数学表現にまどわされ、ともすれば“物理”を見失いがちである。本書は、各法則の物理的意味とその相互関係を懇切に説きあかし、明快な電磁気学の理論を構成している。また、高校数学を前提に計算経過を詳細に示し、数学に煩わされることなく読み進むことができるよう配慮した。大学初年級から。
目次
第1章 静電場
第2章 定常電流
第3章 電流と磁場
第4章 電磁誘導
第5章 マクスウェルの方程式
第6章 準定常電流
第7章 電磁波とその放射
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
5
このシリーズにしてはぶ厚めだが、その分丁寧にいちいち式変形も書いていてわかりやすい。歴史的なことも少し触れられていて、マクスウェルの方程式が今の形にしたのはマクスウェルではなく、ヘルツだったとか。遠隔作用と近接作用に拘って書かれている。電磁気学の基本となる良書。2020/10/06
はじめ
2
テスト勉強の時6割方読んであったやつ。妙に行間が広い時もあるけれど、物理の専門書としてはすごい親切な本。電磁気学はファンタジーみがつよくて好きだ。2017/08/24
だいな
2
標準的だと思う。最初にはもってこい。 2012/06/22
みかん
1
丁寧で基本的な事柄をたくさんの事を学べる。2017/01/18
コンバースさん
1
数式を追うのが大変だったがかなり詳しく書かれていた 演習もあと少しで終わる2015/01/06