出版社内容情報
発がんの謎解きはいかにして行われてきたのか．そこには強烈な個性が次々と登場し，紆余曲折，直感，幸運，不正の物語がある．この1世紀にも及ぶ発がん研究の興奮を，現代のがん研究の中心にいる著者が生きいきと描く．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソーシャ
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教科書『がんの生物学』で有名なノーベル賞受賞者、ロバート・ワインバーグ氏ががん研究の歴史を回顧した本。発がんの機構がどのように解明されていったのかや研究過程で起きたスキャンダルなどが、詳しく辛口に書かれています。答えが分かっているだけに、なかなか真相にたどり着かないのがもどかしかったです。（ただ、生物学の知識がある程度ないと読むのがきついかもしれない）2012/05/26
