日本史論聚 〈5〉 伝統の形成

日本史論聚 〈5〉 伝統の形成

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  • サイズ A5判/ページ数 380p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784000034852
  • NDC分類 210.08

出版社内容情報

歴史認識の新たな視点と方法が切実に求められているなかで,独創的な史料研究,犀利な歴史感覚で注目される著者の,研究生活50年を期した自選の著作集.主要論文を概ね時代順に,かつテーマごとに編集しなおした.

内容説明

変革期に随伴する古典文化の復興。伝統を創る人と芸術。聳え立つ天守。きらめく黄金。巨大で奇抜な文化意匠の中でのきびしい法度成治の幕開け。禁教と交易の矛盾を示す鎖国。庶民とは?その生活・芸能・義理の世界を越超して魅了する芭蕉・近松・西鶴の作品群。遊びの中に貫徹する家元制度。

目次

1 古典復興と桃山文化(変革期における古典復興;天文と寛永と;日本ルネッサンスの開幕;城と襖絵;等伯の画業と法華宗;光悦の人と時代;上層町衆の系譜;桃山の文化)
2 伝統文化の成立(桂離宮;二条城の歴史;日光への道;寛永文化論;池坊二世専好とその歴史的背景;茶の道統と一翁宗守)
3 江戸と上方(菊と葵;島原・天草の乱について;転換期に於ける文芸の一様式;「三都」をめぐる回想;芭蕉の文化史的背景;千家の中興;庶民生活と芸能;自治・その源流)

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