出版社内容情報
「アジト発見！」「スパイ容疑で取調べ！」――紙面に踊る大見出と後日の小さな「おわび」．昔ながらの誤報，情報操作による虚報．実例の中に，その発生メカニズムを探り，現代ジャーナリズムの死角を明らかにする．
内容説明
「アジト発見！」「乗客救助！」「スパイ容疑で取調べ！」―紙面に踊る大見出。そして後日の小さな「おわび」。昔ながらの誤報、情報操作による虚報、そしてハイテク時代の思わぬ落し穴。豊富な実例の中に、その発生メカニズムを探り、現代ジャーナリズムの死角を明らかにする。
目次
誤報の始まり
海外情報の怖さ
大韓航空機爆破事件
公安事件にみる情報操作
サンゴ虚報の教訓
発表のうのみ報道
ハイテクの落し穴
克服への道
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
74
2016年846冊め。御巣鷹山の全日空機墜落事故での生存者数の誤報、金日成主席死亡の誤報、ワシントンポスト誌のヘロイン中毒の8歳児ジミーの虚報等々、事例は数多い。誤報や虚報がなぜ起こるのかという大きなテーマというよりは、それぞれの事例についてのまとめという感じ。2016/10/12
かわのふゆき
0
仕事の参考に。薄いのでエッセンスを知りたいならいいかも。2009/12/07
