身体の宇宙性―東洋と西洋

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身体の宇宙性―東洋と西洋

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  • サイズ B6判/ページ数 323p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000029360
  • NDC分類 104
  • Cコード C0010

出版社内容情報

文明の歴史的多様性を超えて存在する思考に,身体におけるミクロコスモスとマクロコスモスとの対応という観点から挑み,宇宙における人間の位置を探る.身体論・気・東洋医学に独自の思想的境位を拓く著者の最新作.

内容説明

多元的な価値を生きる現代人であるが、その心の深層には人類に共通する神話的思考が息づいている。文明の歴史的多様性を超えて存在する思考に、身体におけるミクロコスモスとマクロコスモスとの対応という観篤から挑み、宇宙における人間の位置を探る。身体論・気・東洋医学など、現代思想のフロンティアを拓く著者の最新作。

目次

序章 神話的思考
第1章 東洋的思考(中国古代思想の形成;東洋と西洋の思考様式;技術的思考;東アジアの仏教;東洋的思考の完成)
第2章 西洋的思考(ヘレニズム的古代の思考;西洋的思考の展開)
終章 古代的思考と現代

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バグマン

1
あまりにマニアックな内容だったので序盤しか読んでません。最初の100ページまででも読む価値ありです。古代の東洋哲学と西洋哲学の違いについて、とても分かりやすく書いてあります。西洋では、地上は混沌に満ちているが、三角形の内角の和が常に180であるように、その背後に秩序があると考えた。これがイデア。逆に東洋では、地上の事物は秩序を与えられ形を保っているが、背後には混沌が流れていると考えた。これが「気」である、ということです。しかしそこから先を読み進めるのが、かなりしんどい…2013/01/08

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