出版社内容情報
三権分立論で有名な『法の精神』は,近年,法社会学,比較法学,法史学の先駆的業績としても注目を浴びている.法と社会の多角的分析や異文化間の相互理解に貴重な示唆を与える書でもある.初の完訳決定版.
目次
第1編 法律一般について
第2編 政体の本性に直接由来する法律について
第3編 三政体の原理について
第4編 教育に関する法律は政体の原理に関係していなければならないこと
第5編 立法者が制定する法律は政体の原理に関係していなければならないこと
第6編 民事・刑事の法律の単純さ、裁判の手続き、刑罰の制定等との関係における種々の政体の原理の諸帰結
第7編 奢侈禁止の法律、奢侈、婦人の地位等との関係における三政体の種々の原理の諸帰結
第9編 防衛力との関係における法律について
第10編 攻撃力との関係における法律について
第11編 国制との関係において政治的自由を形成する法律について
第12編 公民との関係において政治的自由を形成する法律について
第13編 貢租の徴収および歳入の大小と自由との関係について