出版社内容情報
古典文学の舞台となった地名には古人のまだみぬ土地への憧れと期待が付加されさまざまなイメージを喚起する.47の地名について執筆者45名が概説.新日本古典文学大系の月報に連載したエッセイをまとめたもの.
内容説明
47の地名について執筆者45名が作品を通して具体的に概説したエッセイ。
目次
京(平安の夢の興亡―二条通;まことに花の都ぞと―四条通 ほか)
大阪(新町の揚屋にてあそびたし―新町;大阪天満宮と連歌―大阪天満宮 ほか)
江戸(一日に千両が落ちる町―日本橋・本町二丁目;浅草は江戸第一の盛り場―浅草 ほか)
諸国(雷丘余聞―飛鳥藤原;よき人のよしとよく見て―吉野山 ほか)