内容説明
『金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った』（徳間書店）の著者・安部芳裕の原点である話題のブログを遂に待望の書籍化。迫り来る世界経済の崩壊をどう乗り越えるべきか。
目次
第１章 今そこにある―危機
第２章 グローバリゼーションはユートピアを実現するか？
第３章 国際金融資本に支配される世界
第４章 お金の秘密
第５章 もうひとつの「お金」は可能だ！
あとがきにかえて もうひとつのお金がつくる、もうひとつの世界
著者等紹介
安部芳裕［アベヨシヒロ］
環境問題の根幹にあるのは経済システムの問題だとの認識からオルタナティブなお金である地域通貨に希望を見出す。１９９９年に地域通貨グループ「レインボーリング」を立ち上げる。講演や体験型ワークショップを全国の自治体・商店街・商工会・大学・ＮＰＯ・ＮＧＯなどで数多く行ない、その実践もサポート。２００７年４月からネット上で「反ロスチャイルド同盟」を立ち上げる。豊富な資料を揃え、マス・メディアが伝えない情報を発信している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
グラントリノ
4
もっと陰謀論的な内容を想像していましたが、お金の歴史から地域通貨にいたるまで、わかりやすい経済思想本でした。以前読んだエンデの遺言の内容も引用されており、共感するところも多かったのです。普通に生活しているとついお金そのものについて考えることを忘れてしまいがちなのですが、このような本を読むと急激に危機感に襲われます。しかし、嫌なことは忘れるという脳の働きが作用して、厳しい現実から次第に逃れようとしてしまうのかもしれません。まずは知ることから始めたいと思います。2010/11/08
Great Eagle
3
やっぱり世界はロスチャイルド家が支配しているのでしょうか。地域貨幣を浸透させていこうとすると、暗殺されないか心配です2009/12/06
出世八五郎
2
もう一度読みたい。不慣れな経済のことは頭に残り難い･･･泣く
FOES
2
お金の本質が書かれています。今まで考えなかったこと、見ないフリをしていたことが書かれています。今後に向けて、一個人で何ができる？いや、動かなければはじまらない・・・！？2009/04/24
ソルト
2
いわゆるトンデモ本。ただ、一概にトンデモ本と切り捨てることもできない。何故なら指摘されていることを否定できないからだ。最後には改善提案がされている。提案内容は興味があるのだが、実現性はほぼないだろう。何故なら権力者（≒資産家）はそれを許さないからだ。今の日本に漠然とした不安を持っている方にオススメします。2009/03/22
