内容説明
わずか一万ドルの元手を株式等への投資で増やし、ウォール街Ｎｏ．１の大富豪となったウォーレン・バフェット。本書は、バフェットの投資哲学や手法について、本当に大事なポイントを抽出し、わかりやすくまとめた入門書。その華やかな経歴とは対照的に、バフェットの投資スタイルは非常に堅実。目先の利益に動かされず、長期的な視野で投資を行っている。専門知識よりも、常識や倫理を重視するバフェットの考え方は、一般投資家にとっても非常に参考になるものばかり。株の初心者はもちろん、ベテラン投資家でも、学ぶものは大きい。
目次
複雑な投資より、単純な投資を
自分の投資は自分で決める
常に冷静さを失わない
一に忍耐、二に忍耐
株ではなく、企業を買う
「特権」企業を探す
ハイテクではなく、ローテクを買う
投資対象を絞る
動きすぎない。動かない
ティッカーを見ない〔ほか〕
著者等紹介
パードウ，ジェームズ［パードウ，ジェームズ］［Ｐａｒｄｏｅ，Ｊａｍｅｓ］
法律事務所パードウ・アンド・アソシエーツ筆頭弁護士。米国トップクラスの大学のひとつであるペパーダイン大学で法学士の学位を取得。バフェットの信奉者であり、彼に関して最も豊富な知識をもつ研究者の一人
中島早苗［ナカジマサナエ］
上智大学外国語学部英語学科卒業。日産自動車、リーダースダイジェストを経て、現在は主に証券・産業関連の翻訳に従事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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sakuta10w
5
2013年21冊目。他のバフェット関連の書籍も読んでみよう。『七フィートのハードルを飛び越す超人的な技を磨くのではなく、「一フィートのハードル」を見つけ出して、それを飛び越せばいいのだ。』2013/03/01
vannie
3
堅実で確かな教えだと思いました。まだまだひよっこの私には難しかったけど、ひよっこだからこそ叩き込んでおくべき事が書かれてあるのかも。2011/02/09
りら
1
図書館。やっぱ勉強せなあかんわな。で、決めたからにはその瞬間をひたすらじっと待つ。その時のために、元手も用意しとかなあかんということですな。投資に限らず、何事も準備と忍耐が大事。自分という人間を磨くことですな。とても、読みやすく、しかも最後にしっかりまとめがなされていた。教科書のような本だった。2014/08/18
読書家さん#lxvSo2
0
バフェットの復習本として読むことができる。2022/09/05
トモロー
0
投資系の翻訳本はエピソードが詳しすぎるがあまり要点を得ないものが多いが、本書はバフェットを分析した結果をまとめてくれているので大変読みやすい。これまでチャート分析で失敗し、単純な割安株でも失敗したため、あらためてファンダメンタル投資を目指すことにしたが、本書を読んで、いかにこれまでの投資が単なる博打でしかなかったのかがわかった。株式投資とは企業の将来性を分析して確信を持って行うものであって、パッと調べたくらいで判断できるものではない。買ってからすぐに株価に反映されるかもわからないもの。2022/06/19
