内容説明
知っておかないとあなたの資産と生活は守れない。金あまりバブルの再燃と崩壊、そして起こる決定的な破局―。コロナ禍の未来を読み切る著者渾身の1冊!
目次
第1章 待ってましたの金融バブル崩壊と思いきや
第2章 金あまりで支えた経済は張りボテ細工でしかない
第3章 パンデミックの大騒ぎでみえてきたこと
第4章 一段とスケールアップしたバブルがやってくる
第5章 もうインフレへ直行するしかない
第6章 金融の時代が終わる時にわかる、恐ろしい現実
第7章 インフレの嵐を経て
第8章 実体経済の復権と、そこまでの生活防衛プラン
第9章 切り札は、なぜ「長期投資」なのか?
著者等紹介
澤上篤人[サワカミアツト]
さわかみホールディングス代表取締役、さわかみ投信会長。1971年から74年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。その後79年から96年までピクテ・ジャパン代表を務める。96年にさわかみ投資顧問(現さわかみ投信)を設立。販売会社を介さない直販にこだわり、長期投資の志を共にできる顧客を対象に、長期保有型の本格派投信「さわかみファンド」を99年から運営している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アベシ
32
この本に書かれてあるのは、本当に恐ろしいことです。それは今襲来が予想されている、北海道から三陸沖にかけてM9クラスの地震と津波がくる可能性があると言っているようなものだからです。私の住んでいる場所は三陸に位置し先の大地震では死者が1000人を超えました。ようやく復興も終盤になり一息ついているところにまた同規模以上の震災が来ると言っているのです。通貨発行主体は借金がいくらになってもお金を刷ればいい…、否、1973年の石油ショックから始まった過剰流動性を放置していたことが原因のインフレ。 これはもう人災では?2020/07/26
ちいすけ
3
コロナバブルは近い将来はじける。そしてインフレになる。そのタイミングで長期投資。買うのはさわかみ投信。債券、REITは手放しておけ。。。現金ポジションを高めにしておき、チャンスを待てということなのかな。各国の財政悪化は気になるところ。2021/03/17
chiko
2
同じ話の繰り返しなので、章の終わりの箇条書きだけ読む方が頭に入る。私の考え方には合わないが、いろんな考え方があるなぁという勉強にはなった。2022/06/06
Yoshihiro Yamamoto
2
B+ 新型コロナ対策で、お金をジャブジャブにばら撒いた結果「コロナが収まったあと、激しいバブルがやってくる。そのバブルは長続きせず、1〜2年で弾け、スタグフレーションを経て本格的なインフレになる」。「暴落相場で日常生活を送るのに欠かせない、付加価値を生み出す株を買え」。「さわかみファンドが良い」という落ちが付く。話が何度も繰り返すが、それだけ著者が興奮しているということか…。「お金ジャブジャブ→バブル→インフレ」は自分も思っていたことだが、この本を読んで、インフレについて、ちょっと頭が混乱してしまった…。2020/08/14
しゆ@健康第一
1
図書館。2022年5月。タイトルに惹かれて読みました。インフレ対策に長期投資をおすすめする内容。株式投資は財産づくりの王様だ。投資の参考になりました。利確の理由付けは腑に落ちなかった。2022/06/01