出版社内容情報
2020年にはじまるNHK大河ドラマ『麒麟が来る』の見所がわかる。
主演は長谷川博己。部隊は戦国時代。長谷川演じる明智光秀を主人公に、戦国時代の英傑たちが天下を狙い戦うさまが描かれる。
内容説明
なぜ裏切った?信長に仕え、異例の出世を果たし、天下統一目前で起きたあの事件…数奇な運命、そして謎多き男の生涯に迫る!
目次
第1章 謎の半生。光秀は足利義昭と織田信長を繋ぐ
第2章 足利義昭の元で「奉行」を務める
第3章 義昭と信長の関係が悪化、光秀は板挟み状態
第4章 近江志賀郡を拝領。坂本城を築く
第5章 信長に丹波平定を命じられる
第6章 丹波を統治。石山本願寺との戦いも終結
第7章 本能寺の変。なぜ謀反を起こしたのか
第8章 山崎の戦い。三日天下
第9章 まとめ。なぜ今、明智光秀なのか
著者等紹介
津田太愚[ツダタイグ]
上智大学卒。専門はドイツ哲学(カント『純粋理性批判』)。在学中より、神秘学、神話学、宗教学、心理学、哲学、民俗学を学ぶ。歴史、民間伝承、占い、人間関係、人生論、心理を楽しく、わかりやすく書くことをモットーとしている
つだゆみ[ツダユミ]
マンガ家。愛媛県出身。広島大学文学部卒。歴史、ビジネス、雑学などをマンガでわかりやすく、おもしろく伝えることが得意(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だまし売りNo
43
天下泰平を目指して信長にかけたが、やがて信長では天下は太平にならないと失望して本能寺の変に至る。NHK大河ドラマ『麒麟がくる』と重なった。 2023/09/22
謙信公
9
各項目見開き2頁で分かりやすい。「楽市楽座は元々六角定頼が始めた」「武士の土地所有が近世の始まり」など、日本史の本質も描かれていて勉強になる。勝者史観による「光秀悪玉説」は再検証されてきているが、大河への乗っかりか、光秀贔屓が過ぎる。信長の「魔性」に魅了され、共に「天下布武」を目指すが乱世は終わらない。「魔王」は世の中を救えない。本能寺の変は光秀なりの「悪魔退治」だったのではないか、とする。最後に、野心はあったはずだが、目の前のことに忙殺され、自分の人生を煩悶する光秀のような現代人は多い?んー当たってる?2023/08/21
こけこ
2
人として武将としてすばらしい。という記述がある一方で、謎の多い人。本当に裏切ったのかな?と思ってしまう。2022/05/15
どんきー
2
大河ドラマということで、簡単に明智光秀を復習。さくっと読めました。大河では本能寺の変に至る動機をどう描くかがとても楽しみです。2020/02/27