内容説明
危険な生物の秘密がわかると、ぞくぞくするけど、すごくおもしろい!身近な生物の疑問にお答えします!
目次
第1章 日本で最も死者を出す有毒生物『ハチ』
第2章 危険な爬虫類の代表『ヘビ』
第3章 悩まされることの多い危険生物
第4章 口で刺す・咬む危険生物
第5章 触ってはいけない体液が危険な生物
第6章 出遭いたくない危険な哺乳類
第7章 海・水辺に潜む危険生物
第8章 外国から入ってきた危険生物
第9章 食べたり触ったりすると危険な植物
著者等紹介
西海太介[ニシウミダイスケ]
一般社団法人セルズ環境教育デザイン研究所代表理事所長。『危険生物対策』や『アカデミックな自然教育』を専門とする生物学習指導者。1986年神奈川県横浜市生まれ。昆虫学を玉川大学農学部で学んだ後、高尾ビジターセンターや横須賀2公園での自然解説員を経て、2015年「セルズ環境教育デザイン研究所」を創業。現在、危険生物のリスクマネジメントをはじめとした指導者養成、小中学生向けの「生物学研究コース」などの専門講座を開講するほか、メディア出演や執筆・監修、中華人民共和国内の自然学校の指導者養成を行うなど幅広く携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
28
とても分かりやすく書かれている、初心者向けの本です。有毒生物の部分で登場するハチとイモリは我が家ではひいきしまくっている生物なので、色々と口を出したくなりましたが、あとの部分は純粋に学ばせていただきました。2020/08/18
ともち
19
図書館で出会った本。日本で最も死者を出す有毒生物「ハチlに始まりヘビ、毛虫などの虫からクマ、イノシシ、海の生物、外来種までイラスト入りで解説、それぞれの応急処置が素人にもわかりやすく書いてある。パラパラと見るだけでも面白い。それぞれの対処法を覚えることはできないが、「生き物を触ったらちゃんと手を洗う」「危険な場所に近付かない」ってことかな?2019/08/18
ポメ子
6
わかりやすい説明と可愛いらしい絵で、危険な生物について、知識を得ることができた。イラクサは、言葉を生み出すほどの影響力があったのは、驚きだった。2023/02/15
海星梨
3
蛇をつぶしたら目が悪くなるとか、なんか聞いたことがある気がする。生物毒なんだなぁと思いつつ。2021/04/16
じゃすてぃん
2
読むと注意しないといけない生物は結構いてとても覚えきれるものではない. が噛まれる、刺されるをした場合は流水で流しながら冷やす.症状がひどくなるようなら医療機関を受診するというのが多いということはわかった. ただし本の冒頭、後がきにも書かれているように「これをすれば絶対に回避できる」というような対策は基本的にないし、今有効と言われている対策も今後の研究次第で変わるので、新しい知識・考えを取り込むことが必要とのこと.2021/11/28